著者 : 名無しさん ID:7nzF+oPN 氏
その6 - >>353
開始:07/02/20
最終:07/02/20
その6 - >>353
【 八宝危機一髪 】
「おい、じじい。今日は悪さすんじゃねえぞ」
またしても天道家の風呂釜が故障したため、乱馬らは銭湯へ向かうのだった。
銭湯といえば乱馬には嫌な思い出があるのだが…
しかし今回はおとなしく入浴してくれている。
だがまだ気は抜けない。
八宝斉と銭湯に行って何事もなく帰れるはずがない。乱馬は思った。
「おおっ!」
ざわざわ。
なにやら客らが騒がしい。皆、入口に注目している。
乱馬と八宝斉も振り向いてみるとそこには見覚えのある美女が…
「な、なんと!」
すかさず美女のもとへとダッシュ、胸へと飛び込む。
がしっ
「ん?」
胸から腰へとずり落ちる八宝斉。
ぴと…
八宝斉の顔にやわらかく生暖かいモノが触れる。
「おぬし、さては…」次の瞬間、八宝斉の身体が宙に浮いた。
ぶんっ
びたーん!
「あ、あれは…!」
ばしゃーん!
ぷかー
浴槽の中にぶちこまれた八宝斉が浮いている。
「おめー、なかなか男らしいことするんだな、小夏…」
その後、八宝斉は3日間寝込んだという。