著者 : 名無しさん@ピンキー ID:zmbqAsmZ 氏

その5 ー >>651
開始:06/11/23
最終:06/11/30
その5 − >>696

【 九能×らんま(グリム童話編)


 東京の練馬区というところにおさげのよく似合うらんまちゃんという女の子が住んでいました。
実はらんまちゃんは男の子なのですが女の子に変身してしまう呪いにかかっていました。
しかし本人はあまり気にしていませんでした。
それどころか、むしろ美人で『ぷろぽーしょん』の良い自分をとても気に入っていたのでいつも女の子の格好で過ごしていました。


 ある日らんまちゃんが暇を持て余していると、らんまちゃんが居候しているお家のかすみお姉さんにお使いを頼まれました。
「この箱をとなり町のはずれのお屋敷に届けてね」
らんまちゃんはいつも優しいかすみお姉さんの頼みごとなので快く引き受けました。

「中身は何なの?」
らんまちゃんが聞きました。
ところがかすみお姉さんも中身を知りません。
「八宝斎のおじいさんのお使いなの」
八宝斎のおじいさんと聞いてらんまちゃんは嫌な予感がしました。
なぜなら八宝斎のおじいさんに関わるといつもトンでもない目に会うからです。

「中身はみてはいけませんよ、それとより道もいけませんよ」
かすみお姉さんが言いました。
「はーい」
よい子のらんまちゃんはお返事の『はい』は一回です。
二回したりなんかいたしません。


「行ってきまーす」
らんまちゃんは元気よく出かけていきました。
しばらく歩いているとだんだん箱の中身が気になってきました。
らんまちゃんは公園の林の中に入ると箱を地面に置きました。
らんまちゃんは箱を開けたくてしかたがありません。
でもかすみお姉さんとお約束をしていたのでガマンしました。


「こんなことしてる場合じゃねーや、さっさと行ってこよーっと」
らんまちゃんは慌ててお使いに戻ろうとしました。

「会いたかったぞおおお! おさげの女あああ!」
とつぜん茂みから九能センパイが現れてらんまちゃんに抱きつきました。
九能センパイはらんまちゃんを本物の女の子だと思っています。
なので、大好きならんまちゃんを見つけるとすぐ抱きついてしまうのです。
 ―――まるで変質者ですね。―――

らんまちゃんはビックリして箱を投げ出してしまいました。
すると箱の中身が飛び出して、らんまちゃんのお口の中に入ってしまいました。
どうやら甘くておいしいキャンディのようです。

   ごっくん

らんまちゃんはついウッカリ飲み込んでしまいました。

九能センパイは抱きついたついでに、らんまちゃんの大きいおっぱいを揉んだり撫でたりしました。
「いきなり出てくんじゃねーやっ! この痴漢野郎!」
らんまちゃんは九能センパイを空高々と蹴り上げました。
らんまちゃんは強い女の子なのでこれくらいで泣いたりしないのでした。


 やがてとなり町のお屋敷につきました。
お屋敷は漢方薬のお店をしていました。
らんまちゃんがキャンディだと思ったものは実はおクスリでした。
八宝斎のおじいさんはお小遣い稼ぎにおクスリを作ってこの店に売っているのだそうです。
らんまちゃんは法律違反だと思いましたがあまり詳しくないのですぐ忘れてしまいました。

お店のご主人はらんまちゃんの届けた箱を棚にしまいました。
棚にはウッスラと文字が書かれていました。
目をこらして読むと『超強力催淫剤』と書いてありました。
らんまちゃんはなるほどと思いました。
さっきからお股がムズムズして仕方が無かったのです。



 お使いをすませたらんまちゃんは、お家に帰ることにしました。
ところが、どうにもこうにもお股のムズムズが消えません。
「ったく……このままじゃ帰れねーじゃねーか」
らんまちゃんは今にも泣き出しそうです。
なぜならこのまま帰ったらかすみお姉さんの妹たちにからかわれると思ったからです。
らんまちゃんは居候なので逆らえません。
『ひえらるきー』の『さいかそう』なのでした。

らんまちゃんは考えたあげく九能センパイのお家に行くことにしました。
九能センパイなららんまちゃんのムズムズを取ってくれると思ったからです。
そうと決まれば善は急げです。
らんまちゃんは屋根から屋根へピョンピョンと走っていきました。


 九能センパイはお庭で素振りをしていました。
「九能センパイ〜こんにちは〜」
らんまちゃんはとびっきりの笑顔でごあいさつをします。
らんまちゃんはお願いを聞いてもらうときは愛想がいいのです。
九能センパイはらんまちゃんがお家に来てくれるとは思っていなかったので、泣きながら大喜びをしました。

九能センパイはらんまちゃんをお部屋に招き入れてくれました。
そしてたくさんのケーキや、おかしや、紅茶や、ジュースでおもてなしをしてくれました。
どれもこれも美味しそうなのですが、どれもこれも媚薬や睡眠薬や怪しいおクスリがたっぷり入っていました。
お利口さんのらんまちゃんは九能センパイから食べ物を貰っても口にしてはいけないと知っていました。
だかららんまちゃんはお礼だけ言って手をつけませんでした。

九能センパイはガッカリしました。
もっとも、そんなことをしなくてもらんまちゃんは既におクスリを使用済みだったのですが九能センパイは知りません。

らんまちゃんはちょっと可哀想に思ったので、さっそく九能センパイにお願いをしてみることにしました。






「しよ☆」



 九能センパイは二つ返事で承知しました。


さて、九能センパイは大好きならんまちゃんに喜んでもらおうと大忙しです。
とっておきの羽毛布団を敷いたり、『むーでぃー』な音楽をかけたりしました。
よい香りのするお香も焚きました。
照明の調節にも余念がありません。
らんまちゃんはさっさと始めてほしかったのですが、おとなしく待つことにしました。


 さて、すっかり準備も整いまちにまった本番です。
九能センパイはらんまちゃんのお洋服を脱がしてあげました。
あっという間にすっぽんぽんにされて、九能センパイにジロジロ見られたらんまちゃんは
さっきまでのノリノリ気分はどこへやら、いきなり心臓がバクバクしてきて逃げ出したくなりました。

そうです
らんまちゃんは男の子とスルのが初めてだったのです。
カアァァッと顔が真っ赤になって、
自分が恥ずかしいことをしようとしてるんじゃないかと不安になりました。

普段はバカにしていた九能センパイが急に恐い人に見えてきました。
けれどこれくらいのコトで怖じ気付いていてはお股のムズムズは取れません。
らんまちゃんは思い切って九能センパイの胸に飛び込みました。

「や、や、優しくしねーと後でブン殴るからな?」
らんまちゃんは優位にたとうとワザと乱暴な言葉で言いました。
でも声は震えていました。
怯えてるくせにバレバレの強がりを見せるらんまちゃんのいじらしさにコーフンして、
九能センパイのち〇こがムクムクッと大きくなりました。

 九能センパイはらんまちゃんをお布団の上に押し倒すとらんまちゃんの口唇に顔をよせていきました。
礼儀を重んじる九能センパイは
『正しい男女関係はまず口づけから』
と信じていたからです。

「んなこたーいいから先に進みましょ」
らんまちゃんはニッコリほほえんでヒョイとよけました。
らんまちゃんには男の子とキスするなんて考えられないことでした。



 九能センパイは気を取り直して
らんまちゃんの丸くて大きなおっぱいにむしゃぶりつきました。

   むぐむぐむぐむぐ
   ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ

おっぱいの真ん中にある乳首への刺激も忘れません。
片方の乳首を人差し指でいじくりつつ
もう片方を口に含んで舌で転がします。

   ぐりぐりぐりぐり
   ちろちろちろちろ

らんまちゃんはくすぐったくて仕方ありません。
「ひゃっひゃっひゃっひゃっ」
涙を流しながら奇妙な声で笑い始めました。
九能センパイは気にせずに乳首を丹念に舐めあげます。

するとどうでしょう、
くすぐったくてたまらなかったハズなのに、
ジンジンと痺れるような疼きに変わり始めました。
その証拠に柔らかかったピンク色の乳首が コリッ コリッと しこっています。
怖くてバクバクしていた心臓は、次第に期待のドキドキに変わっていきました。

らんまちゃんは処女のくせに一人前に感じ始めたのでした。
 ―――おクスリの力は偉大ですね―――

「はあぁっ……んぅ……」
甘いため息がらんまちゃんの半開きのお口から漏れてきました。
行き場のない疼きが指先やつま先をジンジンと痺れさせます。
たまらず九能センパイの髪の毛をワシャワシャと掻きむしって、身悶えていました。


 九能センパイはらんまちゃんの変化を見逃しません。
すぐさまからだを起こすとらんまちゃんのピンク色の口唇めがけて顔を寄せていきました。
はたして、らんまちゃんは軽く放心していたのですが、
目の前に九能センパイの顔があらわれると必死に押しとどめます。

それでもシツコく九能センパイはタコさんのように口をにゅいーんと伸ばします。
らんまちゃんは手だけではたりず、足も使って抵抗します。
「く・ち・づ・け・す・る・ぞ・お・〜・!」
「セ・ン・パ・イ・も・く・ど・い・わ・ね・っ・!」
らんまちゃんは九能センパイを渾身のちからで撥ね退けました。
らんまちゃんは、からだは許してもくちびるは許しません。
 ―――プロのおねーさんが言いそうですね―――



 九能センパイはまたもや気を取り直して、こんどは両方のおっぱいに手を添えました。
ツンと尖ったピンクの乳首を指で押さえ手のひらで乳房を包みこみ
上へ下へ、はたまた右へ左へ嬲ります。
耳たぶに吸い付いたり歯で噛んだりいたします。
温かい鼻息が耳にかかるとゾクゾクしました。

「あっ……やっ……」
またもやらんまちゃんに快感の波が押し寄せてきました。

九能センパイの舌が耳もとから首スジをなぞり、
鎖骨を通って乳首にたどり着きました。
クリクリと弄る指ごと口に含むと
舌と指で挟んだり押し潰すようにねぶります。
「んあっ……あっ……めっ」
九能センパイの舌の動きに合わせて
らんまちゃんの背中がビクンッビクンッと引きつります。


「ふむ、気持ち良いのか? おさげの女?」
九能センパイはしたり顔です。
らんまちゃんの火照った紅色のほっぺにじんわりと汗が光ります。
切なく喘ぐ半開きの口もとからは、これまた紅色の舌先がチロチロと顔をだします。
「んっ……んっ……んっ」
歯痒い気持ちに突き動かされて、らんまちゃんは自分の指を甘噛みしていました。
まったくもって破廉恥なお顔です。
九能センパイの鼻息も荒くなっていきました。


 九能センパイがおもむろに、らんまちゃんの足の付け根に指を忍ばせました。
そして未だかつて、だあれも触ったことの無いらんまちゃんのワレメに指を這わせます。
二度、三度、前や後ろに擦りつけ、閉じたワレメをこじ開けました。

 くちゅっくちゅっにゅるんにゅるんとろっとろっ

秘められていたらんまちゃんのおま〇こは、熱くトロトロに蕩けておツユが溢れていました。
九能センパイはらんまちゃんのおツユにまみれた指で、おま〇この上の小粒の突起を撫であげました。



「やっあぅっぁ……はぁぁっ」
女の子のいちばん敏感な突起を弄られて、らんまちゃんの腰がビクンと跳ね上がります。
グリグリとクリト〇スを潰すように捏ねられると、やがてらんまちゃんの二本の足にジワジワと力が入っていきました。
「あっ……オレ……んっんっ」
らんまちゃんは何か言おうとしますが、何が言いたいのか自分でもわかりません。
初めて感じる、どこかに落っこちて行きそうな感覚に戸惑っていました。

 びくんっ びくんっ びくっびくっ

らんまちゃんのからだの痙攣が速さを増します。

すると、なぜか突然九能センパイが手を止めました。
もう少しでイッてしまいそうだったらんまちゃんは目を潤ませて九能センパイを見上げます。
九能センパイはフンッと鼻を鳴らすと、あぐらに座りらんまちゃんを後ろ向きに抱きかかえました。
九能センパイはらんまちゃんの腿の下から手を伸ばし、ワレメのそばを指でなぞります。
けっして肝心なトコロには触りません。
らんまちゃんは九能センパイの行動のイミがわかりません。
早く触って欲しくてモゾモゾとお尻を動かします。
それでも九能センパイはらんまちゃんの触って欲しいトコロには些かも、微塵も触れませんでした。

「ん? どうしたのだ、おさげの女?」
九能センパイが意地悪く聞きました。
らんまちゃんは何も言いません。
自分の口からは言えません。
言ったら負けだと思ったからです。

「あ!」
らんまちゃんは名案を思いつきました。
『自分で触ればいーじゃん!』
らんまちゃんは自分のお股に手を伸ばしました。

 はしっ

九能センパイがらんまちゃんの手を掴みます。
らんまちゃんはエイヤッと今度はもう一方の手を伸ばしましたが、
その手も九能センパイに掴まれます。
らんまちゃんは身動きが取れなくなりました。



 九能センパイはからだを前後に揺らしながら聞きました。
「さあ? どうして欲しいのだ? おさげの女?」
九能センパイのからだが揺れるたびに、らんまちゃんの濡れたワレメに九能センパイの踵
があたります。

 ぺちょぺちょ

卑猥な音がらんまちゃんの耳をくすぐりました。
ジンジンと腫れたクリト〇スにあたると、ゾクッゾクッとからだがうねります。
言ってしまえばラクなのに……と、心が揺れうごきます。

『ちくしょー! どれもこれもじじいのせいだっ!!』
 ―――おや? 人のせいにしてますが、お股のムズムズは今やおクスリのせいだけで
しょうか? ね?―――


 九能センパイは踵でらんまちゃんのワレメにグニグニと生煮えの刺激を与えます。
火照ったらんまちゃんのからだにはこんな刺激ではもの足りません。
でも意地っ張りのらんまちゃんにはどうしても言うことができませんでした。
「んっんっ……んっ…」
ただただ口唇を噛みしめてガマンしていました。


 九能センパイはらんまちゃんの切ない様子がたまりませんでした。
しばらくその姿を見ていたいと思いましたが、
ときおり踵がクリト〇ス触れるたびに
らんまちゃんのからだがぴくんぴくんと引きつる姿をみると、
どうにもこうにも劣情がわきおこり
これ以上は自分もガマンできそうにありません。



九能センパイは自分のニョキニョキと大きくなったち〇こをらんまちゃんの背中に押し付けました。
「僕はコイツをお前に挿れたいと思っているぞ」
九能センパイは更にからだをユッサユッサと揺すってち〇こをアッピールします。
「それでお前はどうしたいのだ?」


 らんまちゃをはまだ黙っています。



「い……」
「い?」





「い……」
「い……なんなのだ?」







「……いれてよ」

らんまちゃんはやっとの思いで小さい声で言いました。
九能センパイの揺さぶりがピタッと止まりました。


「よしきたっ! 任せておけ!」
九能センパイはガバッとらんまちゃんを組みしくと、
らんまちゃんの足の間に割り込みました。



「よしきたっ! 任せておけ!」
九能センパイはガバッとらんまちゃんを組みしくと、
らんまちゃんの足の間に割り込みました。


 九能センパイはらんまちゃんのワレメに亀頭をあてがってグリグリと擦り付けます。
ぬらぬらとおツユが染み出して、九能センパイを濡らします。
「あっ……んやっ……な、なん……だ?」
九能センパイのち〇この熱さにらんまちゃんは驚きました。
やがてすっかり濡れそぼった九能センパイはズイッと押し入りました。
ぬぷぬぷとらんまちゃんの中にらんまちゃん以外の熱いものが膣肉を擦りながら侵入していきます。


「っ……でけえっっ……ょ……はぁっ」
まだおクスリが効いていたせいか、痛くはありませんでした。
ただ、侵入物の圧迫感に顔がゆがみ、はぁはぁと息があがります。
目尻に滲んだ涙が苦しげです。

 ずんっ

おなかの奥に鈍いいたみを感じると、九能センパイの動きがとまりました。
「……ぬっ……痛かったか?」
九能センパイが少し辛そうに聞きました。
ちょっとキツいようです。
「……んはっ……へ、平気でぇ……へ、へっ」
大人しくなった侵入物にらんまちゃんがホッと一息ついたのも束の間
おもむろに九能センパイの腰が動き出しました。
スッと引いたかと思うと、みぞおちに届くかと思うほど深く深く何度も何度も突き上げます。

「はぁぁっ……やぁぁ……んん」
窮屈さにふたたびらんまちゃんの息が荒くなります。



 九能センパイは、より深く押し入ろうとらんまちゃんのひざを折り曲げて持ち上げました。
ひざが肩にあたって、自然とお尻が浮き上がります。
まるでカエルさんのような格好です。
小さいらんまちゃんは九能センパイの為すがままでした。
らんまちゃんの恥ずかしいトコは全部九能センパイに丸見えです。
九能センパイのち〇こを咥えこむ、その入り口はテラテラと光っていました。

「あ、あ……んまり……んはぁ……見んな……っぁぁ」
らんまちゃんが絶え絶えに言いました。
顔を真っ赤にして恥ずかしそうです。
思わず手を伸ばして隠します。
「……ん、恥ずかしがることはないぞ? きれいだぞ?」
九能センパイは邪魔ならんまちゃんの手をヒョイと動かしました。
そしてらんまちゃんの細い中指をつまむと、ぷっくりと腫れたクリト〇スに撫であてました。

「やぁっ……んあぁぁぁ、はぁぁ、あっ、あぁあっっ」
らんまちゃんの全身がビクッビクッと震えました。
膣肉が九能センパイをきゅぅぅぅと締めつけます。
さっき最後まで触ってもらえなかったせいか、触れただけで飛び上がりそうな勢いです。

らんまちゃんの膣壁が複雑にうごいて九能センパイのち〇こに絡みます。
九能センパイはなおもらんまちゃんの指を操ります。
らんまちゃんの指はクニクニと自分を捏ね回します。

「あっあっ、……んあぁぁあ……はぁぁん」
らんまちゃんのからだを堰を切ったように快感が駆けまわります。
からだの中心から始まった波が、背骨を通って頭や手足を抜けて、指先やつま先の末端まで震わせます。
波が寄せるたびに九能センパイを咥つけていきます。
毛穴という毛穴から汗が吹き出しそうな感じがしました。
らんまちゃんは二つの快感に、仰け反りうち震えていました。

「い、いくぞっ おさげの女っっっ」
九能センパイの打ちつける速度が徐々に上がっていきます。

「あぁぁっ……や、ぁ……なん……か、……うぁぁ……ああああぁぁ」
らんまちゃんの脚がピーンと突っ張ると全身がガクガクと震え始めます。
らんまちゃんのからだが一瞬にして硬直し、大きな喘ぎ声とともに絶頂をむかえていました。


 (これ……気持ちいいかも……)

らんまちゃんはぼーっとする頭でまどろみながら思っていました。

九能センパイは全力を使い果たしたようでした。
すっかりバテてらんまちゃんの上に覆い被さっていました。
らんまちゃんはお股のムズムズも取れたのですが、もう一回してみたかったので九能センパイを揺り起こそうとしました。



 ……と、その時

「ここはどこだーーー!?」
壁を突きやぶっていきなり良牙くんがあらわれました。
いきなりあらわれるのは良牙くんの特技です。
―――とっても便利ですね―――

良牙くんはキョロキョロとまわりを見回します。
迷子の心得その1 自分の現在位置の確認です。
するとトンでもないものを発見して、目が釘付けになりました。

さて、らんまちゃんは突然の良牙くんの登場に
口から心臓が飛び出そうなほど驚きました。
そして、らんまちゃんは一生懸命に言い逃れる方法をを考えました。
裸で抱き合ってたなどと言い触らされたらたまったもんではありませんからね。
らんまちゃんにだって『めいよ』や『せけんてい』くらいはあるのです。

「き、きさま、何してるんだ?」
良牙くんがようやく口を開きました。
「ち、ち、違うんだっ、良牙っ!」
らんまちゃんは九能センパイをポンと跳ねのけると慌てて言いました。
けれどその先を考えていなかったので、すぐに言葉が詰まってしまいました。
「何が違うんだ?」
良牙くんが急かします。
「えーと、んーと、つまり…………あ!」
らんまちゃんは閃きました。


「九能が無理やりしてきたんだよ!!」
―――さんざんよがってたクセにトンでも無えーです―――



はたして、良牙くんは…………?

「なにぃっ!? 人間の風上にもおけねえ!!」
人のいい良牙くんはらんまちゃんの嘘をあっさり信じ込んでしまいました。



「獅子咆哮弾ーーー!!」
良牙くんは九能センパイを吹っ飛ばすとらんまちゃんを担いですたこらさっさと逃げ出しました。

さて、慌てて出てきたのでらんまちゃんはすっぽんぽんのままでした。
良牙くんは自分の着替えをらんまちゃんに渡してあげました。


 ……らんまちゃんは、実はいいところを邪魔されて良牙くんにちょっとムカついていました。
けれどやがて、別に九能センパイじゃなくてもいいじゃないかと思いつきました。
らんまちゃんが誘えばホイホイとノッてくる男の子はいるでしょう。
それどころか、らんまちゃんは男の子なので女の子としたっていいのです。
『オレってお得じゃ〜〜〜ん!?』
らんまちゃんはニッコリ微笑んで良牙くんにお礼を言うと、服を着始めました。


 ……良牙くんは、実は素っ裸の二人を見てコーフンしていました。
けれど、男らしくガマンしていました。

なぜかと言うと、今日助けてあげたことをネタにして脅かせば2、3回はさせてくれるかもと、思ったからです。
良牙くんは期待とち〇こを膨らまして、ニッコリとらんまちゃんに微笑みました。


 そして、二人は仲良くお家に帰りましたとさ。


 ちゃんちゃん



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