著者 : なんとなく 氏
その2 ー >>232
開始:04/08/09
最終:04/09/02
その2 − >>265
【 無 題
】
(最初、あかね&らんま)
目の前に潤んだ瞳、ピンクの濡れた唇があった。
この唇の持ち主のあかねと、俺は一年前からいいなずけの仲であった。
しかし周囲の邪魔もあり、お互い自分の気持ちに正直なれず反発しあっていた。
でも、だんだんお互いの気持ちが近づき、最近正式につきあうことになった。
でも、まだキスしかしてねぇ。そのキスも親の目を盗んでやっとだ。
(今もらんまの部屋の押入れの中で二人息を殺している)
俺も男だ。今日こそ、もう少しさきにすすみたいな…(ちょっと弱気)。
そう思いながららんまは自分の唇をあかねの唇に重ねた。
「らんま…」
少しずれた唇からあかねの息が漏れる。
唇が擦れ合うたびにあかねの頬が赤くなるのがわかる。もちろんらんまも同じだ。
あかねのにおいを感じ、早くもあそこが硬くなってきている。
らんまはあかねの唇を割って、自分の舌をそこに差し入れていった。
あかねの舌が遠慮がちに迎え入れてくれる。
舌先がチロチロ触れ合うだけの幼いキスだが、二人ともお互いの気持ちが感じられうれしかった。
(いいかな…)
らんまはあかねとキスを続けながら、そーっとあかねの胸の膨らみに手を伸ばした。
Tシャツ越しとはいえ、ブラジャーに包まれたあかねの胸の感覚が伝わってきた。
そんなにおおきくはないが、形のいい胸はやわらかく、弾力があった。
「ン…ちょ、だめ…」
唇を離してあかねは言った。それでもらんまは我慢できずさらに右手であかねの胸をもみしだいた。
「らんま…。誰か来ちゃうよ…」
あかねはらんまの右手をそっと止めて言った。
「だ、大丈夫だよ。あかね、嫌か?」
あかねは真っ赤になったが下を向いて頭を横に振った。
「あかね…」
うつむき恥ずかしそうな愛らしい姿に、らんまは思わずあかねを抱きしめた。
あかねもこれからの展開に期待を膨らませていた。
そしてらんまはあかねを大事に抱え、ゆっくりと押し倒・・・。
「らーんまくーーーん!!!」
がばっ!!!
あかねとらんまは勢いよく飛び起きた!!
「いってーーーー!!!」「いったぁああああい!!」
らんまとあかねは飛び起きたせいで、押入れの仕切りに頭をぶつけてなみだ目になった。
「ちょっ、なびきおねえちゃんが呼んでる!こっちくるわ!早くでなきゃ。」
「えっえっあ、俺行くわ!」
らんまとあかねはあたふたと押入れの扉をあけ、らんまはなびきの方に向かい、あかねは窓から逃げ出した。
「なんだよ、なびき!」
「どーしたの?らんまくん。そんなに息きらして。」
ぜぇぜぇ言いながら、らんまは冷静な顔をしようと努力した。
「まぁいいや。あのさぁ。この女らんま君のプロマイドにサインしてくれる?そのほうが高く売れるのよねぇ。」
なびきは悪びれた様子もなく、女らんまのあらわな姿が映った大量のプロマイドをらんまに押し付けた。
「・・・はぁ〜〜。」
らんまは頭を抑えてがっくりした。(しかししっかりプロマイドは押し付けられる)
(もうちょっとだったのに〜〜〜〜)
こうして、らんまの欲求不満は蓄積されていくのである。
翌日学校で・・・
らんまはまだモヤモヤした気持ちのまま授業を受けていた。
(昨日はもったいなかったな〜。)
今は、ひなちゃん先生の英語の授業である。
ひなちゃん先生の授業は遊び放題である。らんまもうつぶせになり考え事をしていて、授業を聞いちゃいない。
「え〜っとぉ。じゃあ、ここの文、早乙女君に訳してもらおっかな。」
(あの家じゃなきゃいいのか?)
「早乙女く〜ん」
(ホテルなんてあかねいやがるだろうし…)
「さ〜お〜と〜め〜く〜ん!」
(いや、意外とそんなことねぇかな…)
「ちょっとらんま、当たってるわよ」
急に隣の席のあかねに声をかけられ、らんまはハッとして頭をあげた。
「え?何?いいの?」
「はぁ?ほら、ひなちゃんが訳せって言ってるわよ。」
「あぁ、(今、英語の授業だったのか…)ヒナちゃんの授業なんてどうでもいいよ!それより…」
「きぃいい!英語の授業なんてってなにっぉ!八方五十円殺!!」
ひなこはらんまの言葉に五十円玉をとりだした
「ひぃいいいいい」
らんまはひなこに精気を吸われひょろひょろになった。
「ふん!ちゃんと授業を受けないからこうゆうことになるのよ!早乙女君この後職員室にきなさい!」
「(ボソっと)らんまの馬鹿…」
キーんコーンカーンコーン・・・・
「ちーす!ひなこせんせー、来ましたけど!」
らんまはぶっちょうずらをして職員室を訪れた。
「きたわね!早乙女君こっちに来なさいっ!」
らんまの精気を吸い、未だ大人の格好をしたひなこは、らんまを生活指導室に通し椅子に座らせた。
「早乙女君はどーしていつもそうなの?」
ひなこの説教は続くが、らんまは右耳から左耳に流しながら、ボーっとひなこを見ていた。
今日のひなこはいつにもましてセクシーな格好だった。
彼女の私服はわりと大人しめなのであるが、大人化すると体が膨らみ、スカートの丈は短くなり、全体的にぴちぴちになる。
ボリュームのある胸がブラウスを突き上げ、ボタンが今にも外れてしまいそうな勢いだ。
(いいなぁ。やっぱ大人の女は違うよなぁ。高校生とは違う色気ってモンが・・・)
らんまのボーとした顔に気づき、ひなこは、
(また、話聞いてないわね!)
と、ムッとしたが、らんまの視線の先が自分の胸にあることに気づき驚いた。
「さ、早乙女くん!どこみてるの!」
「えっ・・!」
らんまはひなこの声に現実に戻され、初めてひなこと目を合わせた。
「早乙女くん、先生の胸みてたでしょ!!やらし〜!」
ひなこは両手で胸元を隠した。
「ば、馬鹿、みてねーよ!ボーっとしてただけだよ!!」
真っ赤になって動揺し否定するらんまを見て、ひなこは
(早乙女くん、なんか可愛い・・・。)
と思ってしまった。そして、ひなこは自分の中に悪魔の心がむくむくと目覚めていくのを感じた。
(早乙女くんに、いつもの復讐として少しいじめちゃおーかしら!)
「もう説教終わっただろ!俺は帰るぜ!」
動転して席を立とうとするらんまを、ひなこは慌てて五十円玉を出してひきとめた。
「まちなさいー!八宝五十円殺!!」
「ぎゃあああああ!な、なにすんだよ〜!」
ひなこは、ひょろひょろになってっ崩れ落ちるらんまのほっぺたをつねり自分の体に近づけた。
「まだ、話は終わってない!・・・ねぇ、早乙女くん、先生の体って魅力的かしら?」
「・・・はぁ?な、なんだよ。いきなり。」
「魅力的かってきいてるの!」
ひなこはらんまの顔を胸に触れるぐらいに近づけた。
らんまの目の前には、きゅうくつなブラシャーに締め付けられた胸の肉がはみ出しそうになっているのが見えている。
「ちょ、ちょっと、せんせぇ!!!」
らんまはひなこの胸から顔を背け、真っ赤になった。
(んふふ!やっぱり早乙女君って純情だからかわいー!もっとせめちゃおー!)
「魅力的って思ってたから先生の胸見てたのよね。先生びっくりしたけど・・・うれしかったわ。
先生の胸、さわってもいいよ?」
そおいうと、ひなこはもっと大胆になって、らんまの後頭部に手を当てると、自分の方にぐいっと引き寄せた。
ちょうど胸の谷間にらんまの顔が挟まる格好だ。
らんまは大人の女の色香にくらくらした。
(なんだよ!なんだよ?先生、やべーよ!俺たっちまうよ!!)
らんまの顔がかすかにもがく。
その度に、ひなこはブラジャーの中で乳首が刺激され、硬く勃起してくるのを感じた。
ひなこはやさしくらんまの手をとってブラウスの中へと誘った。
「どう?どんなかんじ?」
「・・・やらかい。それに大きくて・・・」
らんまは手に感じる、あかねとはまったく違う、ひなこの胸の感触に理性が飛んだ。
「もっと強く触ってもいいのよ」
らんまは言われたとおりに、ひなこの手に余るような乳首をわしづかみにし、揉みしだいていった。
そのとき、突然、ブラジャーのホックが外れ、ひなこのボリュームがある胸があらわになった。
大きなおわんを逆さにしたような胸の先端にさくらんぼのような乳輪と硬くとがった乳首があった。
「舐めて・・・」
ひなこに促されて、らんまは胸に吸い付いた。
「あん!」
夢中でなめていると、ひなこの口からあえぎ声が漏れた。
(ヒナちゃん先生感じてるんだ・・・)
ひなこの反応が余計にらんまの頭を飛ばした。
(あぁ気持ちいわ、早乙女君・・・。久しぶりだからなんか興奮してきちゃった・・・。)
自分の胸かららんまの顔をどけると、ひなこの顔が迫ってきた。
唇と唇が重なる。
あかねとらんまのキスがままごとのように思える濃厚なキスだった。
「きゅうくつそうね。ココ・・・。」
らんまは学生服のズボンのふくらみをひなこに撫でられ、ぶるっと震えた。
らんまのそこはさっきから痛いぐらいに勃起していた。
「出したい?」
らんまは嫌ともウンとも言えずおろおろしていた。
その様子を楽しむかのようにひなこは、その細い指をらんまのファスナーにかけ、ゆっくりと下げていく。
やがてズボンから解放されたらんまのペニスが、放課後の教室の空気にさらされた。
(こんなに大きいんだ・・・。体鍛えてるからかな?すごく硬い・・・)
ひなこはらんまのペニスにゆっくりと手を伸ばし、その大きさと感触を楽しむようにしごいていく。
「せ、せんせい・・・」
らんまが情けない声を出す。
「まだ出しちゃダメヨ・・・。先生がいいって言うまでだめ。」
(ふふ。いつまでもつかな?)
ひなこはらんまの股間にゆっくりと顔を近づけていった。
そして、ひなこのあのぽってりとした唇がペニスの先端に触れたかと思うと、らんまのそれが暖かいものに包まれていった。
「くっ!先生すげぇ!!」
ひなこの舌と口は時にはやさしく、時には強く吸いあげ、教室の中に淫らな音を響かせた。
「はぁ、はぁ」